• 7人の悪魔超人の1人、並外れた巨躯と怪力の持ち主「ザ・魔雲天」。ジャンプ連載時代、テリーマンとの対戦は伝説の試合とも言えるファイトでファンを興奮させた。あの一戦が無ければ、テリーマンはもちろん、キン肉マンの歴史が大きく変わっていたのではないだろうか。キン肉マンが新シリーズとして復活し、あの時代にキン肉マンをリアルタイムで楽しんでいたファンにとって、逞しい肉体と頼もしく男気あふれる精神を加味し、お約束とも言える山に擬態しながらの登場は、私たちの胸を熱くさせてくれた。
    対戦相手をペシャンコに潰してしまう巨体。フィギュア化するにあたって、これをどのように表現するか。SpiceSeedの答えは、「でかいものはでかく」でした。量産を意識した小振りな「ザ・魔雲天」は造りません。ゆでたまご先生の描く「ザ・魔雲天」を立体化出来るのは、私たちしかいないという熱い思いで制作しました。シンプルな造形だけに重量感や質感の再現は、ごまかしがきかず制作は苦労の連続でした。また大きく重い「ザ・魔雲天」は、岩肌を作るにしても他の超人の数倍もの時間を要し、僅かな調整も大改修となりました。
    足掛け2年の歳月をかけて理想の「ザ・魔雲天」がここに誕生。SpiceSeedキン肉マンシリーズ第4弾『ザ・魔雲天』登場です。
  • これまでも多くの「ザ・魔雲天」のフィギュアが発売されていますが、SpiceSeedは、目の彫りが深い強面の容姿、鍛え上げた肉体、足指がない、新シリーズの「ザ・魔雲天」を制作することに決定しました。何度も試作を繰り返し、ゆでたまご先生の描く2次元の「ザ・魔雲天」を忠実に再現して、フィギュアに命を吹き込みました。悪魔超人としての誇りとも呼べる意地を持ち、「ザ・魔雲天」ならではのニヤリとした微かに微笑む表情からは、今にも「ゲへへへ」と聞こえてきそうな仕上がりです。

  • ほとんどの打撃が通用しなかった「ザ・魔雲天」の硬い岩石のボディ。 制作当初は、岩石をゴツゴツした凹凸のある造形で表現していましたが、原作のイメージとは程遠く違和感を感じた為、何度も改修を繰り返し岩肌の表面を滑らかにしました。また、より自然に近い岩肌を表現するため、情景制作に使われる砂の粒子を塗料に練り込んだ、テクスチャーペイントを原型制作時に使い、砂の質感をリアルに再現しました。彩色は、ベースに暗めの塗装を施し、明るい色へと色を重ね重厚感を表現。当社技術者による色付けのテクニックと裏づけされた色の組み合わせにより、岩石の重量感と存在感を表現しました。素材は、岩肌の細かな造形をほぼそのまま複製することが可能なレジンキャストを使用しています。

  • 7年間の鍛錬によりさらなる巨大化を遂げた「ザ・魔雲天」。 道着からのぞく太くなった腕と、盛り上がった大胸筋を忠実に再現しました。また、道着の上からでも鍛え上げた肉体が分かるように、体の厚みにもこだわりました。道着や帯は、厚みや重み、素材感、シワまでも細かく再現したこだわりのディテール。ポージングは太い腕を組むことにより貫禄を表現。悪魔超人軍の中で、まさに山の様にどっしりと構えている姿を意識した臨場感溢れる造形です。

  • 他と同じではつまらない。SpiceSeedにしかできないことを。「ザ・魔雲天」の『肝』は圧倒的なボリューム。設定体重はなんと1トンもの巨体。フィギュア化するにあたり、量産を意識し小振りなザ・魔雲天では、コレクションとしても商品としても面白くない。SpiceSeedは、全高約32cm、重量約4kgの正に超人山脈を具現化しました。サイズが規格外のため、造形も塗装も全てに苦労を重ねましたが、「ザ・魔雲天」の魅力を堪能することが出来る逸品に仕上がりました。

  • キン肉マンの醍醐味のひとつでもある、大小の超人がリング狭しと活躍し戦う姿。その「サイズ感」の表現が、フィギュアを制作するにあたって、最も重要だとSpiceSeedは考えています。見上げる程の巨躯に圧倒される「ザ・魔雲天」。他の超人と一緒に並べた時の風景に、思わずキン肉マンの世界に入り込んでしまうこと間違いなしです。「ザ・魔雲天」が同じく巨体の持ち主でライバル視している「サンシャイン」も、悪魔超人のラインナップには絶対に必須だとSpiceSeedは考えています。今後のシリーズ展開にどうぞご期待ください。

  • 企画立案から原型制作、製造、塗装まで国内自社工房にて全て行っています。 国内自社工房だからこそ出来る徹底した品質管理のもと製造した商品であることをお約束いたします。 最高のクオリティを追い求め、他にはないこだわりの逸品が完成しました。 デコマス(完成見本)を作った自社技術者が量産塗装もいたしますので、最高の仕上がりを保証いたします。

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