SpiceSeedが目指したのは、原作から飛び出してきたようなワクワクするモノづくりです。造形は“個性を出さない”というのがSpiceSeedの個性です。『原作という物語があってこその立体物(フィギュア)』という観点から、いかに原作を忠実に表現するか、ということに全力を注いでいます。
原作を忠実に再現出来るように、素材にはレジンキャストを選びました。 レジンキャストを素材に使用することにより、マスターモデル(原型)の忠実なコピーとしては最も精巧で、美しい造形をほぼそのまま複製することが可能です。 筋肉のエッジ表現や微妙なエッジも原型通り再現いたしました。バッファローマンは、レジンキャスト製の塗装済完成品での販売となります。
実はSpiceSeedのバッファローマンは、許諾をいただいた今年の春以前より製作していました。販売の目処も利益もなく、ただ純粋に「キン肉マン」が好きだという想いだけで作り続けていました。開発コンセプトの考案時期まで含めると5年以上を費やしたバッファローマンは、SpiceSeed自信の一品に仕上がったと自負しています。
SpiceSeedの使命は、ゆでたまご先生の描いた魅力的なキャラクターがそのまま原作を飛び出してきたような生命感を魅せること。超人は、人間を卓越した戦士という位置付けとしています。非人間としての迫力と、キン肉マン作品としてのキャラクターの愛おしさをエッセンスとしてフィギュアの中に詰め込みました。
今回のバッファローマンは様々なシーンが楽しめるような仕様にしました。頭部2種類と鉄板ベースの基本セット。頭部は磁石でのコンパチ仕様となります。現行バッファローマンのクールな表情のノーマルヘッド。初期のスグル戦「ラスト3分ver」の「悪顔」を再現したヘッド。サイズを一回り大きくし迫力あるヘッドに仕上げました。 首部分に磁石が埋め込まれており、付け替えもスムーズにできますので、交換時に破損や接着が取れるストレスはありません。足裏には磁石が内蔵してあり、付属の鉄板ベースに付けて展示ができます。ベースサイズで悩まず、超人の集合体展示に向いています。ベース素材はどこでもディスプレイが可能な鉄製にしました。(転倒防止を完全に保証するものではありません)
フィギュアは、「物語」を立体物として表現する手法であると考えています。そのためには、今後様々なオプションをご用意し「一生物」としてのバッファローマンを楽しんでいただきたいと思います。
バッファローマンは顔や頭部、角にいたるまで沢山の表情があります。 首、右手首、両足裏とキットの中に磁石を埋め込んであり、色々なシーンの再現を可能にいたしました。右手首は将来的にミートくん頭部や血盟軍旗を持てるように加工しています。 また血盟軍ヘッドや初期頭部、「王位編」、「2000万パワーズ」、ディアボロス台座、悪魔超人台座等も販売予定です。長い時間をかけて作り上げたバッファローマンを、長い時間をかけて楽しんでください。
今後、販売予定の悪魔軍団や血盟軍、王位チーム等のフィギュアたちも一緒に飾っていただけることを目指して、製作を進めてまいります。
『キン肉マンファン』なら必ずコレクションしたくなる超人を、今後も続々とシリーズ展開を予定していますので是非ご期待ください!
造形から成形〜塗装まで一貫した自社スタッフによる徹底管理で行っています。 デコマスを作った自社技術者が量産塗装もいたしますので、最高の仕上がりを保証致します。外注に頼らない、自社造形製作、自社塗装、自社仕上げ、徹底した品質管理のもと製造した商品であることをお約束いたします。
最高のクオリティを追い求めた結果、通常に比べ製作工程が非常に多く、時間も労力も思った以上にかかりましたが、品質は原型に掛かる時間も数年かけたからこその仕上がりだと自負しています。国内自社工房で徹底管理して製作したレジンキット完成品のため、原価コストも決して安くはありませんが、「商品」ある以上は手にとって楽しんでいただくことを前提に考えました。最高のクオリティは保ったまま、販売価格が抑えられるように徹底的に検討しました。
また、フィギュアは設備だけではなくフィギュアを作る造形師が非常に重要です。SpiceSeedの造形師軍団は15年以上に渡る絆で結ばれ、2〜3年での人間関係では築けない阿吽の呼吸で高品質な立体物作成を行なっています。外注に頼らずとも、自社のスタッフで全ての工程を進める技術力と企画力がSpiceSeedの財産です。
©ゆでたまご・東映アニメーション